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2025年2月12日 12:00

更新

2026年1月9日 3:21

VOL32.【スポーツと開発概論】カナダの「開発のためのスポーツ(Sport for Development)」に関する取り組み

コミュニティ限定

はじめに

 スポーツ国際開発の国際動向の第6回目は、カナダが取り組む「開発のためのスポーツ(Sport for Development)」*1)についてご紹介いたします。

 2024年パリオリンピック・パラリンピックが開催され、開催国であるフランスは「スポーツと開発(Sport and Development)」に積極的に取り組んできました(詳細はVOL.10; VOL.23)。フランスのように、近年オリンピックパラリンピック大会の開催国は、「スポーツと開発(Sport and Development)」を採用しているケースが多いことが指摘されています(岡田,2015a)。1年後の2026年2月には、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック冬季大会が開催されます。夏季大会のみならず、バンクーバー冬季大会(2010)を開催したカナダも「スポーツと開発(Sport and Development)」を積極的に採用した国の1つです。カナダでは、スポーツ政策として2002年に「連邦スポーツ政策(Canadian Sport Policy)」を、その後2012年に「連邦スポーツ政策2012(Canadian Sport Policy 2012)」が策定されました。Canadian Sport Policy 2012では、5つの政策目標が掲げられ、その政策の1つに「開発のためのスポーツ(Sport for Development)」が挙げられます。カナダの「開発のためのスポーツ(Sport for Development)」に関する政策やプロジェクトについてご紹介していきます。