2024年4月10日 12:00
更新
2024年9月24日 11:52
VOL10.【スポーツと開発概論】フランスにおける「スポーツと開発(Sport and Development)」に関する取り組み ーその1ー
コミュニティ限定
はじめに
スポーツと開発概論の第2回目(第1回目はこちら)は、フランスの政府開発援助(Official Development Assistance: ODA)実施機関であるフランス開発庁(Agence Française de Développement: AFD)が取り組む「スポーツと開発(Sport and Development)」注)についてご紹介いたします。
2013年東京オリンピック・パラリンピック開催決定を契機に「スポーツ・フォー・トゥモロー(Sport for Tomorrow: SFT)」が発足しました。SFTは、2014年から2021年までの8年間、世界の人々にスポーツの価値や喜びを届ける活動を行ってきました。そして、2024年夏、パリオリンピック・パラリンピックが開催されます。
2024年パリオリンピック・パラリンピックに向けて、フランスでは「スポーツと開発」に関するどのような取り組みを行っているのでしょうか。
注)「JICA『スポーツと開発』事業取り組み方針」(2018)では、スポーツそのものの普及や支援を行う「スポーツの開発」、スポーツを通じて開発途上国が抱える社会課題の解決を目指す「スポーツを通じた開発」、この両者を含んだ概念が「スポーツと開発」とされています。
独立行政法人 日本スポーツ振興センター