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2021年11月11日 14:00
2022年7月15日 8:24
【参加企業紹介】株式会社アジクル
コミュニティ限定
担当:渡辺さん(https://app.tailorworks.com/user/c580850a-843f-4879-82ac-3a3ce42f7258)
企業概要
株式会社アジクルは、バングラデシュを主とする開発途上国での事業開発・進出支援会社です。
2016年に設立した個人会社ですが、国際協力機構(JICA)の民間連携事業を通じて事業戦略を共有したバングラデシュの現地財閥、マイクロファイナンス機関の2先と包括提携し、“貧困層向け少額保険”であるマイクロ保険の事業開発、その他日本企業との開発途上国向け協同事業開発、進出支援を行っています。
日本で陳腐化した技術や知見を開発途上国の需要と触れさせることで“革新的”なものに甦らせる「開発途上国発リバースイノベーション」がモットーです。
製品・サービス紹介
○マイクロ保険事業開発
“日本初・日本発”のマイクロ保険実績:
これまで15年間に亘る保険会社、銀行での経営企画での従事を経て、2012-17年に国内生保の海外戦略を担当する中で、JICA民間連携事業の下での“日本初”となるマイクロ保険事業調査を主導しました。
同調査では収益性を見出しながら所属生保の撤退決定をきっかけに、マイクロ保険の収益性、社会貢献性の認識を共有した3者が事業化を決意しました。
(写真は2015-6年のマイクロ保険試験販売時の様子)
貧困層にも手の届く保険を“IT”で:
民間銀行にアクセスできない貧困層へ金融サービスを提供するマイクロファイナンスは、2006年バングラデシュ・グラミン銀行のノーベル平和賞受賞によって有名となりました。その“マイクロファイナンスの母国”バングラデシュでもマイクロ保険は未発展です。
マイクロファイナンスと趣旨を一にするマイクロ保険は、社会保障制度が未発達な開発途上国において貧困層が自助による生活保障手段を用意する手助けをし、真の金融包摂を目指す事業です。
我々の事業モデルは、シンプル商品設計とデジタル化による低コスト・収益性の実現が特徴です。
マイクロ保険のモデル化とスケールアップ:
本事業は単にバングラデシュに留まらずエジプト調査を開始するなど、事業モデル化し多国展開すべく進めています。
現在マイクロ保険事業の投資家を募っていますので、本サイトを通じてご相談できればと思います。
【実績】
2020年- JICA 中小企業・SDGsビジネス支援事業 案件化調査(エジプト事業調査)
※【アフリカ課題提示型】 【途上国発イノベーション】両方の特別枠での採択
2018年 第1回日経ソーシャルビジネスコンテスト ファイナリスト
2016年 日本貿易振興機構(JETRO) BOPビジネス/ボリュームゾーン・ビジネス支援事業
2013-17年 JICA 協力準備調査(BOPビジネス連携促進)(バングラデシュ事業調査)
○開発途上国向け事業開発・進出支援
JICA事業実績を有する現地パートナー:
当パートナーは、JICA民間連携事業の中でJICA及び国内生保の監査部監査を経て提携した先であり、JICA事業での協業実績を有する点でも“信用に足る確かな先”としてリソース提供が可能です。
最も難しく時間を要する「現地パートナーシップ構築」でショートカットでき、最短での現地市場参入を実現します。
社会課題と経済発展が同居する開発途上国:
かつては“アジア最貧国”と称されたバングラデシュも2026年に国連が定義する後発開発途上国 (LDC) から “卒業”し中所得国となります。10年超に亘り6-7%もの経済成長率を記録し、人々の生活環境は電気ガスが来る前にソーラーパネルが、電話網が届く前にインターネット網が届くという“先進国とは順番がまるで違う発展”を遂げ、それに応じた新たな需要、ビジネスチャンスが生まれています。
国境を越えた温故知新とリバースイノベーション:
我々のマイクロ保険事業は、1879年以来100年超の歴史を有する日本の近代保険ビジネスの知見が現地の需要と出会って生まれたものでした。これは他の日本の製品、サービス、技術、知見でも起こり得るものと考えます。
古いとされた製品等が国境を越えて新しいものに生まれ変わる、さらに現地で生まれた製品等が日本でイノベーションを呼び起こす、こうした好循環 (Cycle) を作る媒介 (Vehicle) としてアジクルがご支援できれば幸いです。
【チーム】
(写真 左から右、一番右は渡辺)
Mr. Zakir(ザキール) Khan / CEO, UGI LTD.
バングラデシュ、スリランカ、イギリス、カナダ等で船舶、IT、通信事業等を有するUGIグループの代表。MBA修了,LSE (London School of Economics), U.K.
Mr. Md.Emranul(エムラヌル)Huq Chowdhury / Founder, ANTAR Society for Development
総資産6億円、会員数約3万人を有するマイクロファイナンス機関(以下MFI) ANTARの創業者。10数年に亘り大手MFI代表を務め、500余りの民間MFIを束ねる業界団体CDF議長も歴任。
Mr. Md.Shahidul(シャヒドゥル) Islam / Assistant Director, UDDIPAN
エムラヌル氏が代表を務めた大手MFIのUDDIPAN(総資産151億円、会員約33万人)でマイクロファイナンス、マイクロ保険事業を統括。以前のマイクロ保険試験販売も主導し販売管理態勢を整備。
強み・特徴
進出コンサルテーションから協同事業開発まで:
“事業開発”と名乗る理由は、単に事業進出の支援だけではなく、事業化後も現地リソースを通じた事業管理、調査、関係方面調整から現地市場深耕まで“協業パートナー”として取り組む姿勢にあります。
大企業はもちろん、リソース不足から事業展開を躊躇う中堅中小企業、スタートアップに対しても、「ヒトモノカネをあまり投じない海外進出」手段として開発途上国向け事業を提案します。マイクロファイナンス事業、マイクロ保険事業との連携も大歓迎です。
開発途上国の2つのマス市場へのアプローチ:
開発途上国というと、ODAによるインフラ開発需要を想起されると思いますが、高度経済成長に支えられた旺盛な内需が、
①「高い所得水準にあり消費額の大きい富裕層・中間層」の市場と
②「所得水準は低いものの圧倒的人数の多い貧困層」の市場という2つのマス市場を作っています。
当社は現地財閥のみならずMFIとも提携関係にあることから、①の市場のみならず②の市場にもアクセス可能です。
“10年後の中間層”となるMFI顧客層へのアクセスも是非とも事業展開の選択肢に入れてみて下さい。ご連絡お待ちしております。
企業情報
会社名:株式会社アジクル (AJI-CLE Co., Ltd.)
代表取締役 渡辺 太一
住 所:神奈川県横浜市中区北仲通3-33関内フューチャーセンター
H P :https://www.aji-cle.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/AJICLE/
Tel::070-8351-4174
きらぼしコンサルティング