
2024年12月25日 12:44
更新
2025年1月27日 5:02
【シリコンバレーレポート2024年11月号】 変革期を迎えるファミリーオフィスとスタートアップ投資
コミュニティ限定
スタートアップ投資分野で存在感を高めるファミリーオフィス
ベンチャーキャピタルが投資を控える中、ファミリーオフィスがスタートアップ投資の分野で存在感を高めている。他の投資家の撤退とそれに伴うバリュエーションの低下を投資の機会と捉えている。ファミリーオフィスはVCに比べて公に出にくいため、馴染みが薄いかもしれない。株式会社青山ファミリーオフィスサービスの米田 隆氏の定義 では、「ファミリーオフィスとは一族事業を所有する一族の永続化を実現するために、様々な富を管理・運用する組織」である。ファミリーオフィスが対象とする富は現金預金・有価証券・不動産等の有形資産や無形資産がある。ファミリー・オフィスの数は、2019年以来3倍に増加しており、その富が増大するにつれトップクラスのベンチャー投資家やプライベートエクイティ投資家の仲間入りをしつつある。
きらぼしコンサルティング