Tailor Works
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2021年10月27日 19:00

【Tailors #6 前編1】「人が集まるところ」には、価値があることを実感

全体公開

今回のTailors(シタテビト)は、コミュニティフリーランス 長田 涼(ながた りょう)さんです!コミュニティフリーランス&Slow Innovationコミュニティマネージャーの長田さん。これからの働くを考えるオンラインサロン「Wasei Salon」、コミュニティ型まちづくり「渋谷をつなげる30人」のコミュニティマネージャーを務めています。また、NPO法人グリーンズのスクール事業「コミュニティの教室」、WEB面接プラットフォームを提供している「ZENKIGEN」、他人に目標をたててもらうワークショップ「タニモク」にも関わっています。

▼長田 涼さんのプロフィール

https://proff.io/p/nagataryo


コミュニティには、オーナーもマネージャーもどちらも必要と語る長田さん。それぞれの持つ役割についてお話しいただきました。また、長田さんご自身がコミュニティをお仕事にしたきっかけについても、色々とお聞きしました。




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大塚:皆さん、こんにちは!モデレーターを務めます、大塚 智子と申します。

それでは、早速ゲストの方にご登場いただきましょう。今回のゲストは、コミュニティフリーランスとして活動していらっしゃる長田 涼さんです。長田さん、よろしくお願いします!


長田:よろしくお願いします!


大塚:ご出演いただきまして、ありがとうございます!

まず長田さん、めちゃめちゃいい笑顔されていますよね!もうほっこりします。


長田:ありがとうございます、癒し担当でいきたいと思います!(笑)


大塚:ちょっと小耳に挟んだのですが、Tailorsのもう1人のモデレーターである、みずの けいすけさんとも交流があるそうですね。


長田:そうですね。みずのさんとは、みずのさんがnoteにいらっしゃった頃から繋がっていて、「Wasei Salon」というコミュニティのイベントにもご登壇いただきました。個人的な繋がりもあるので、2人でTwitterの中でラジオをやったりとか、緩く楽しんでいますね!


大塚:楽しそう!おふたりのラジオ、聞きたいです!Twitterでラジオですか?


長田:Twitterに最近できた、Clubhouseみたいなラジオですね。

最初はClubhouseで実施していたんですけれども、僕とみずのさんはTwitter大好き人間なので、途中からTwitter上でやることになりました。


大塚:コミュニティを運営されている方やビジネスをされている方は、FacebookよりもTwitterを利用されている印象があります。


長田:そうですね。僕の周りの方も、Twitter好きの方がめちゃめちゃ多いですね。


大塚:なるほど。今日は、色々勉強させてください!


長田さんのご紹介


大塚:まず始めに、私から長田さんのご紹介をさせていただきますね。

長田さんは、スポーツ大学を卒業後、ユニクロからスポーツイベント会社、そしてIT企業を経て、2018年にコミュニティフリーランスとして独立されました。「Slow Innovation」のコミュニティマネージャー、そしてコミュニティフリーランスとしても活動されています。これからの働くを考えるオンラインサロン「Wasei Salon」や、NPO法人グリーンズのスクール事業「コミュニティの教室」 、Web面接プラットフォームを提供している「ZENKIGEN」、他人に目標を立ててもらうワークショップ「タニモク」にも関わっていらっしゃいます。Slow Innovationでは、コミュニティ型まちづくり「渋谷をつなげる30人」のコミュニティマネージャーも務めていらっしゃいます。

ちょっと引き出しが多すぎて驚いていますが、皆さん「フレスコボール」はご存知でしょうか?長田さんはフレスコボールというスポーツの日本代表選手としても活動していまして、関わっているジャンルの幅広さにビックリしております!(笑)本日は、どうぞよろしくお願いします。


長田:よろしくお願いします!


大塚:コミュニティフリーランスとして、長田さんは様々な活動をされていらっしゃいますが、お仕事の1つである「コミュニティマネージャー」というお仕事について色々とお話を伺えればと思っております。

今回、ご出演を依頼した時に「コミュニティオーナーではなく、コミュニティマネージャーです」と誤解のないようにお伝えいただいたのですが、コミュニティオーナーとコミュニティマネージャーでは、どのような違いがあるのでしょうか?


コミュニティオーナーとコミュニティマネージャーの違い


長田:皆さん、コミュニティを立ち上げる方を「コミュニティオーナー」と呼ぶと思います。ですが、オーナーとマネージャーの違いを分かりやすくお伝えすると、プロデューサーとディレクターの違いに近いのかなという風に思っています。

オーナーは、全体の方向性やこういう価値観を持ってやっていこうといった旗印を掲げる立場になってくると思います。一方で、マネージャーはある程度決まった枠組み、旗印に対して、じゃあ実現するためにこういうことやっていきましょうということを考えて、環境作りをするという違いがあります。


コミュニティには、オーナーとマネージャーのどっちも欠かせないなと思っていますね。どちらかが欠けると、結構難しい場面がたくさん出てきてしまうのが過去の経験としてもありますし、色々なコミュニティを見て僕自身も感じていることです。

ですから、コミュニティの運営体制を作っていく上では、このオーナー的役割とマネージャー的役割は必ず用意するようにはしていますね。


大塚:なるほど!当然のことといえばそうかもしれないですが、結構そこが盲点というか、知らなかった方も多いと思います。

私も別府市でコミュニティを運営しているんですけれども、自分1人で全てやろうとしてしまって、結果的に取り残してしまった方がいたり、自分自身も潰れてしまったりという経験がありました。最初から、2人体制にしたり役割分担をしたりして運営できたら良かったなと思うことはありましたね。


長田:難しいですよね(笑)


大塚:難しいです。でも長田さんの笑顔を見ていると、ホッとするというか。オーナーのような要素も持たれつつ、マネージャーとして居ていただくと凄く安心して参加できるなと感じます。


長田:ありがとうございます!


大塚:これまでは、コミュニティオーナーの方々のお話を伺ってきたとお伝えしたんですが、コミュニティマネージャーに凄く興味がある方もいると思うので、後半の方で深堀ってお話しできればと思います。


長田:お願いします!


コミュニティの仕事をすることになったきっかけ


大塚:様々なコミュニティを運営されている長田さんですが、何度か転職をされて、現在Slow Innovationさんとは別に、コミュニティフリーランスになっていらっしゃいますよね?そもそもの話なんですが、コミュニティのお仕事をしようと思ったきっかけってあったんですか?


長田:振り返ってみると、初めて深くコミュニティに関わり始めたのが2014年ぐらいなんですね。

その頃、僕は社会人1年目の年で、その時に自分の本業としてイベント会社に勤めていました。イベント会社に勤めながら、自分のプライベートの時間を使って、スポーツのコミュニティを立ち上げて自分で運営していましたね。その時は、どうやってマネタイズするとかは一切考えていなくて、同じような事を考える人たちが集まる場所を作って、楽しむ時間を作る。本当にサークルのように始めたのが1番最初でした。


ここでの経験は僕の中で凄く大きくて、「こうやって人が集まることで何が起こるのか」みたいな、結構ハッとさせられるシーンが多かったんです!それまでは生まれなかったであろうイベントが生まれるのも1つですし、僕は周りのスポーツ業界人と繋がりがあったんですけど、皆さんから沢山お声が掛かるようになって「長田のところに面白い若手いない?」のような表に出ない求人が出てきたのも1つですね。

このコミュニティで「皆、人が集まるところに価値を感じているんだ」と実感できました!


ただ当時は、それを仕事にしようと思っていなかったのですが、3年後くらいに「このまま仕事をしていて良いのか?」とIT企業で働きながら感じていました。コミュニティフリーランスになるまでは、色々な企業にその時々の興味で転職をしていたのですが、思い返せばどこの会社にいても鳥籠に閉じ込められているような感覚を持っていて…どうしても、伸び伸びと仕事ができない自分がいました。


何をすれば変わるのかと考えた時に、「もっと自分が追求できることを仕事にしたい」と考えました。そこで、2014年にやっていたスポーツコミュニティを仕事にできないかと考えた時に、周りを見たらインフルエンサーの方がオンラインサロンを立ち上げていたんです。仕事として機能し始めているタイミングでもあったので、コミュニティを仕事にするための活動をしようと動き始めました。これが1つのきっかけになりましたね。


大塚:凄いご経験をされてきたんですね…!

「コミュニティ」という言葉は、最近の旬というか、流行っているじゃないですか。生き物のように、コミュニティは人によって捉え方や価値も違うと思うのですが、長田さんの試行錯誤の過程を聞いていると、長田さんはじっくり活動をされながらコミュニティの大切さに気づかれたんですね。長田さんのお人柄もあって、色々な方のお声がけがあって、結果的にコミュニティが出来上がっていたという状況のように聞こえました。

この後も、引き続き色々とお話をお聞かせください!ありがとうございました!


長田:こちらこそ、ありがとうございました!

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